矯正歯科の見えない矯正

矯正歯科の見えない矯正と聞くと、歯科矯正って隠せないんじゃないかと思いますが、表側につける矯正器具を裏側に付けることで、周りに気付かれずに行える方法があります。

裏側矯正のメリットは、大きく分けて4つあり、1つ目が他人の視線を感じずに、治療ができることです。
2つ目が、虫歯になりにくい事です。
これは、表側に比べ、裏側のエナメル質が3倍も強いことによります。
当然、歯磨きを怠れば、虫歯になりますが。
3つ目は、前歯が引っ込みやすくなることです。
これは、器具が固定源になる奥歯を動きにくくするため、前歯をきちんを後ろに移動させることができるのです。
4つ目は、舌癖の防止になり、矯正後の後戻りのリスクが減ることです。
これは、舌で押してしまうことで、後戻りしてしまうのですが、ここに器具があることで、癖がある方は、直す効果もあります。

当然、デメリットもあります。
舌に触れるので、違和感を感じることや発音がしづらい、食べづらい、歯磨きがしづらいなどがあります。
これは、裏側につけるとどうしても避けることができません。
また、費用が表側に比べて1.5倍という点もあります。
天王寺矯正歯科クリニックのサイトによると、裏側矯正は130万程度で治療を受けることができるようです。
これらのデメリットは、ありますが、女性や思春期の子供など周りの目が気になる方には、お勧めの治療法だと思います。