矯正歯科の治療費というとかなり高額なイメージがあります。
まず、歯科矯正は一部の外科矯正以外は、基本的に保険外治療になります。
歯科矯正の方法には、表側からする矯正と裏側からする矯正があり、裏側の方が表側に比べて約1.5倍の治療費がかかります。
また、成人の矯正と小児の矯正では、かかる費用もかなり違います。
様々なケースがあるので一概には言えませんが、小児の矯正では30~60万、成人のケースでは60~100万くらいが治療費の目安になっています。
また、支払方法も治療される歯科によって異なります。
総額制と処置別払い制の2通りあり、メリット、デメリットがあります。
総額制は、文字通り治療開始から治療終了までの費用を総額で計算し、治療までに提示してくれます。
これは支払い計画が立てやすい、治療期間が延びても料金加算がないなどメリットがありますが、逆に治療期間が短くなっても減額はありません。
処置別払い制は、治療段階ごとに料金を設定されていて、毎回の通院で代金を支払う形になります。
これは短期間で矯正が終われば費用が少なくて済むし、長くなれば大きくなってしまいます。
最後に確定申告で1年間に10万円以上医療費を払った場合、税金が返ってくることもあるので、確認や相談をすることをおすすめします。