インプラント治療を活用しよう

インプラントの必要性は日々高まっているといえます。なぜなら、欠損した歯の治療に健康な歯を傷つけない考え方や、入れ歯などの安定性を高められること、味や温度の感覚を消さないで済むことなどの理由からインプラント治療は非常にすぐれた治療法と言えるからです。しかし、インプラント治療は今だ現在進行形の治療法であり、治療費が高価であり、保険対応するにはまだまだ治療結果が完全と言えないことから保険も対応していません。必要性は高まっていますがインプラント治療を選択する際は慎重になることも大事です。

歯の役割としてはまず咀嚼があります。歯は３つの硬い組織とそれに囲まれた歯髄から出来ており、口の中で食べ物などを噛み砕くことで、飲み込みやすくし、胃や腸でスムーズに消化を行えるようにします。また発音を助ける役割もあり、歯並びが悪かったり、歯に隙間がある場合などはきれいな発音ができないことがあります。そして嚥下という食べ物などを口に入れ、喉と食道を通じて胃の中にまで送る役割もあります。味覚を脳へ伝えるのは、舌だけでなく、歯で感じる感覚も重要になり、歯には味覚を伝える役割もあります。

歯の役割は食べ物を噛むだけではなく、歯を失ってしまうと、食事や歯のこと以外にも様々なものを失ったことに気づきます。歯を失うとまず、大切な身体の一部を失ったことで喪失感が起こります。また感覚だけではなく、頭痛を引き起こしたり、肩こりや筋肉痛、発音がはっきりしなくなることなども起こります。そして歯根がなくなると、抜けた歯の周りの骨に影響が出てき、 あごの骨は歯根から刺激を受けなくなり徐々にやせ細ってしまったり、噛みあわせに影響が出てしまったりします。