インプラント治療を活用しよう
インプラントのデメリット
インプラントの様々なデメリットを紹介しますのでご参考ください。
インプラントのデメリットとしてはまず、手術をしなければならないという事があげられます。他の治療法では歯を扱うだけですが、手術をするとなると顎の歯肉や骨にも手をつけることになり、今迄は隠れていて問題も無かった神経や血管や鼻や目などに障害をきたす危険が生れてきますし、歯肉を開いて骨を削ると、腫れや出血だけでなく全身にまで細菌等が感染して合併症が出てしまう危険もあります。またインプラント治療は自由度が高くなると同時にとても治療が複雑で、歯科治療のなかでも、最も高度な治療といえます。なので、診断と計画はしっかりと練り上げ、治療も細心の注意を払って正確にしなければなりません。
インプラント治療は他の治療方法に比べ、期間が長いというデメリットもあります。入歯なら、早いと1週間程で出来ますし、ブリッジでも早いと10日くらいです。インプラント治療は歯の根に当たるインプラントが骨にくっつくまで、早くても6週間は待たなければなりませんし、あごの骨の状態が悪いとさらに3ヶ月間待たなくてはならないときもあります。歯の状態が悪いときは、治療を開始するまでに一定の期間待たなければいけなかったり、あごの骨を強化する治療をしなければ治療がはじめることができない場合もあります。
総入れ歯などの場合は、健康保険が適応されるので数万円で作ることができますが、インプラントは健康保険対象外のため、高額な費用が掛かってしまいます。インプラント治療を行う場合、治療する歯の本数、歯の質、噛み合わせ、骨の状態、歯周組織の状態、回復力など総合的な検査や診断が必要です。なので処置、薬品、材料等、治療期間等にコストがかかります。また、オペの術前や術後にかかる治療の回数や薬の処方の有無等、個人差が生じる部分に関しては、口の状態を見ながら判断することになり、その内容によって、オペの費用、上部構造の費用以外に、多少の費用がかかる場合があります。